Neo Technologyは10月2日(米国時間)、Neo4jの最新版となる「Neo4j 1.8」を公開した。Neo4jはJavaで開発されているグラフデータベースソフトウェア。Neo4j 1.8では、Neo4j用に開発されたクエリ言語「Cypher」の機能強化やパフォーマンスの向上などが行われている。主な変更点は次のとおり。
  • HAクラスタ内で中断なしにローリングアップグレードを可能に
  • 高速リモートアクセス用にREST APIリクエストにストリームレスポンスを追加
  • クエリのさらなる高速化のためにトラバーサルフレームワークに双方向トラバーサル、分岐状態、パスエクスパンダを追加
  • 「Cypher」言語に自動インデックスの更新やグラフデータの書き込み機能をサポート
  • Neo4jシェルに明示的なトランザクションをサポート
Neo4jはコミュニティ版、モニタリング機能付きのアドバンス版、オンラインバックアップやHAクラスタリングのエンタープライズ版が提供されており、ライセンスにはコマーシャルライセンスとオープンソースライセンスが採用されている。コミュニティ版及びアドバンス版はGPLv3、AGPLv3をそれぞれ採用しており、ソースコードがWebサイトで公開されている。 Read the original article.  

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